Schoo(スクー)からtoC向けに「卒業をなくす」をビジョンに掲げ展開してきたサービスから発展し、高等教育期間向けに開発されたDXプラットフォームがリリースされました。未来の教育は対面とオンラインのハイブリットになると予想しています。Schoo Swingはそんな時代に適したサービスです。本記事ではその詳細についてご紹介します。

Schoo(スクー)とは

「世の中から卒業をなくす」をミッションにリカレント教育関連のサービスを提供している2011年に創業されたベンチャー企業です。会社名と同名のSchooというサービスを提供しており、様々な分野で著名な方を講師に招き、主に大人向けに生放送で講義を提供するサービスを行っています。

生放送の講義を一方的に聞くだけでなく、チャットでリアルタイムに発言や質問を行うコミュニケーション同時実施型の「コミュニティ機能」が特徴です。リアルタイムで視聴できなくても後から無料の録画放送もあるので安心です。フルで活用したい場合は、月額980円のプレミアムプランに加入すると6,500本以上の録画授業を利用制限なしで閲覧することができます。

無料で学べる録画コンテンツ例

・30歳までに知っておきたい投資の知識

・博報堂スピーチライターが教える言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる授業

・デザインを経営に活かす!ブランディングデザインの考え方と進め方 etc..

また、上記サービスは toC向けがメインですが、企業・法人向けの研修支援にも力を入れており、新卒研修やエンジニア・デザイナー育成に向けたプログラムの提供も行っています。

Schooサービスページ

高等教育機関DXプラットフォーム「Schoo Swing(β版)」について

前述のようにtoC向けに「卒業をなくす」をビジョンに掲げ展開してきたサービスから発展し、高等教育期間向けに開発されたDXプラットフォームがリリースされました。

プレスリリース
「授業中はもちろん、授業前から授業後までオンラインの教育フローを一元化」高等教育機関*DXプラットフォーム『Schoo Swing(β版)』を提供開始

ベータ版とされながらも実際に近畿大学での導入がスタートしています。スクーは本サービスリリース前にも福岡大学や日本経済大学に対しDX推進の支援を行なってきており、今回のSchoo Swingはそれらの支援から得られた知見をベースに開発されたと推測されます。

プレスリリースにもあるように、コロナ禍でオンライン学習の必要性が高まり、その利便性が評価される一方で、授業やサービスを提供する側は負担が非常に増えたと言われています。また、授業やサービスの中身についても対面式を前提として設計されたものがほとんどのため、オンラインでの提供に適しておらず、学習効果や満足度が下がってしまうという課題も見られます。

Schoo Swingではその対策として、「必要機能をオールインワン化」「データ活用による授業の質を向上」「オンラインと対面のハイブリット対応」を提供し教育現場を支援を目指します。

Schoo Swingの特徴

これから求められるハイブリット型の学習

今回スクーが新たにリリースした「Schoo Swing」は、コロナ禍でのオンライン授業の質を上げたい教育現場のニーズに応えた素晴らしいサービスだと思います。DX事業を通し、教育現場の目線で得られた知見と、元々スクーが持っていたオンラインでの授業配信のノウハウが融合しこれまでにない支援サービスが生まれることを期待します。

コロナ禍、かつ緊急事態宣言化ではオンライン授業に比重がおかれますが、ワクチンの摂取が進み年単位では対面の授業に比重が増えていくことが予想されます。しかし、コロナ以前のように100%の対面復活は起こらないと思います。オンラインには移動時間の短縮であったり、距離的制約を超えコミュニケーションが取れるというメリットがあり、一度この優位性を享受すると完全に対面に戻るというのは考えにくいです。

一方でオンライン授業を提供・受講する中で対面のメリットも見直されています。これまでは対面が当然だったので誰も考えることはありませんでしたが、表情の細かい変化や場の雰囲気を感じながらのコミュニケーションは非常に重要です。

私はアフターコロナの世界の教育は、オフライン(対面)とオンラインのハイブリット型が主流になると思っています。Schoo Swingが先頭になって両者の良いところを取り入れた新しい形の教育手法を確立してくれることを期待しています。

参考:EdTechはリアル学習を代替できるのか

参考:リカレント教育とは「リカレント教育とはいつどんなことを学ぶもの?企業が導入するメリットと取り組み事例」