The Economistの2020/7/27の記事でコロナパンデミックによる教育格差の拡大という記事に興味深いデータが掲載されていました。

The pandemic is widening educational inequality

多くの低所得学生にとって、オンラインコースは対面学習の代替としては不十分。

記事のサマリーをご紹介します。

パンデミック以前でも教育格差があり、2018年は、貧しい家庭の子どもは裕福な家庭の2倍の確率で学校を辞めたが、コロナ禍による学校閉鎖の数ヶ月で教育格差はさらに広がった。コロナ禍による学校閉鎖によって、オンライン移行が進み、イギリスでは、私学の2/3がオンライン学習を導入していた。だが、実情は、裕福な家庭は通信環境やデバイス環境は整っているが、貧しい家庭はそれらがないため教材にアクセスできない場合もある。アメリカでは、8人に1人がオンライン教材にアクセスできない状況に陥っている。

日本のデータはないものの、同様の自体が一部で発生している可能性があります。国や自治体がデバイスやネット環境面で支援することを表明していまが、配備が完了するまでまだまだ時間が掛かりそうです。そうしている間にもますます格差は広がる一方です。

裕福な家庭の子どもは充実した教育が受けられ、高学歴、高収入に繋がり、そうでない家庭の子どもは収入が上がらない、そうすると次の世代ではますます格差が広がるというスパイラルになりかねません。

高スペックの専用デバイスやネット環境の整備も必要ですが、普及率が高くなってきているスマートフォン(保護者用のも含む)やタブレットのアプリなど、全員が手が届く教育サービスの提供がますます求められてきます。