2020年の春先からのコロナウィルスの影響により教育環境は大きく変わりました。特に緊急事態宣言後の自粛期間中の学校休校はこれまでの学校教育や学校外での学習の考え方を一変するものでした。

また、子ども達はもちろん教育に関わる全ての方がこれまでにない環境下に急に置かれ、精神的にも体力的にも厳しい時期が続いています。

2020年10月時点では完全に落ち着きを取り戻し元の環境に戻ったとは言えない状況ですが、各所で有効な対策が行えるようになり、諸外国のような第2波、第3波が抑えられている状況の中で、GoToキャンペーンのようなwithコロナでの経済活動復活の政策が取られています。そこで、一旦の区切りとして備忘録的に教育市場に起こった変化と直近の市況環境についてメモ程度ですが残したいと思います。

※今後コロナの影響が落ち着くことを願うばかりですが、欧米のようにいつ悪化するとも限りません。本記事を執筆している10/29はフランスにおいて第二回目の1ヶ月間のロックダウンが発表されました。今後の環境の変化によってまとめ直す可能性もありますが、本記事は2020年10月の状況として残したいと考えています。

教育市場環境

・オンライン関連市場の伸びはコロナで大きくあった。2020年2月後半から徐々位に上がり、4月後半から5月がピーク
・外出自粛要請解除後も完全に元に戻ることはなく、引き続き市場の拡大が起こっていると推測
・オンライン教育関連が好調な反面、学習塾業界が厳しい状況だった。塾は3、4月は新規生徒獲得の重要な時期だが、外出自粛要請と相まって集客ができなかった

EdTech(エドテック)のこれまでの課題と現状

ビジネスとして成立するためのお金の出どころ問題

-中高生:お金が動くのは受験関連であり支出も大きい
-小学生以下:利用者とお金を払う人が違う

  何が起こるか
   ・子供は楽しければ良いし続ける、
   ・親は成績が上がらないと継続しない、お金を払わない
    →子供が楽しければ良いという視点でサービスを使わせるのは一部
  ※これまでは、IT関連の仕事をしている方等一部に限られていた
  ※特に地方ほど傾向が顕著みにられた
  ※これがコロナで大きく変わってくる可能性がある

習い事といえば塾という固定概念が強すぎる

通塾以外の選択肢の少なさ
・保護者自身がそうだったから、駅前にあるから、子供を預かってくれるという視点での
・成績が上がる実績があるので強い、リターンが目に見えないところにお金が払えない

未来の予測

家庭での学習は伸びる

  ①コロナでのリモートワークをきっかけにビデオ学習、アプリ学習が市民権を得た
  ②DXやコスト削減の流れを受けて人が介在しないサービスが増える
   -無学年学習と言われる得意なところ苦手なところを一人一人異なる進捗で進める
   -塾の先生はティーティングからコーティングになる
   →学校や塾の意味がなくなり、そのお金は家庭学習に流れる
   →塾も毎回は通わなくなる、週1は塾、週3、4は自宅学習

横の繋がりを求めるようになる

  ・個々人での勉強はモチベーションの維持が難しい
    ※動画視聴型は継続が苦しい、安い、手軽は教育では相性が悪い
    -成績が上がるというゴールが時間軸が長い、相対評価であり周りも伸びるので難しい
    -短期的なゴール設定、みんなでやっている感が必要
 -勉強中は常にオンラインだが特に会話はしないという新ニーズ

Afterコロナにおけるオンライン教育で重要なこと

withコロナの学習塾経営